「ラーメン二郎は太る」―それが常識かもしれません。
あのハイカロリー、極太麺のラーメン二郎を、楽しみながらダイエットを成功させている人間がいるとしたらどうでしょうか?
この記事では、月20杯以上のラーメン二郎を食している筆者の実際の食生活と、InBody測定データに基づいて、「ラーメン二郎を食べながらダイエット・体型維持をする方法」を徹底解説します。
ラーメン二郎を食べながらダイエットしたい全ての方へ、希望をお届けします。
結論:二郎食べてもダイエットできる
ラーメン二郎を食べながらのダイエットは「可能」である。
巷の常識に反して、結論から言えば、ラーメン二郎を食べながらダイエットや体型維持は可能です。
その根拠は、この記事を書いている私自身がラーメン二郎を食べながらダイエットに成功しているからです。
私は内勤で力仕事をしておらず、月20杯以上のラーメン二郎を食べていますが、上記の通り、体重57kg台、体脂肪率14%台という、アスリートのような絞り切った体型ではありませんが、健康的な体型を維持しています。この生活が可能である理由を、カロリーと生活習慣の側面から分析します。
ラーメン二郎のカロリーと食生活
ラーメン二郎のカロリーを理解する
一般的に、ラーメン二郎の一杯のカロリーは1,600kcal程度とされています。
(参考:ラーメン二郎のカロリーについて)
ただし、これはデフォルトの小ラーメンの数値です。筆者のようにアブラなどのトッピングを増量すると、カロリーはさらに跳ね上がり、一杯で2,000kcal近くになる可能性もあります。
筆者の実際の食生活とメニュー
筆者がラーメン二郎を頻繁に食べても太らない最大の理由が、一日のトータルカロリーの管理にあります。
- 食事の回数: 一日一食(基本夜のみ)。
- 二郎を食べる日: 21時〜21時半頃(閉店前)に二郎を食べ、お腹が膨れてお酒は飲みません。
- 二郎を食べない日: 基本的に夜に食事をしますが、酒(ウイスキーと焼酎)をガンガン飲みます。
- 日中の飲み物:水とブラックコーヒー
つまり、二郎を食べない日も、お酒でカロリーを摂取しているため、日々の摂取カロリーは二郎の有無に関わらず、ある程度高めに維持されていると推測できます。ラーメン二郎が一日のメインのカロリー源となり、他の食事をカットすることで、トータルカロリーを暴飲暴食レベルにまで到達させない工夫をしています。
どうしても日中にお腹が空いたらブドウ糖やラムネ(ブドウ糖90%)で脳味噌を動かしています。
普段食べている二郎のメニュー
筆者は、カロリーの中でも特に「糖質」をコントロールするために、以下のメニューをマストにしています。
- 麺量の調整: 小ラーメン(麺半分にすることもあり)。デフォルトの麺量は多いので、ここをカットします。
- トッピング: アブラはマストコール。トッピングは鬼のように大量トッピングします。
- 生玉子: 生玉子W(ダブル)はマスト。生玉子のタンパク質や脂質で、といいたいですが、単に猫舌なため冷ます目的で2つ頼んでいます。
太らないコツ
二郎を食べても太らない体を作るには、「摂取カロリーの管理」だけでなく、「消費カロリーの増加」も重要です。
運動:ジムでの消費カロリー
- 頻度: ジムに週2回程度。
- 運動: 主にバイクをこいで、毎回200kcalを消費しています。
摂取カロリーに対する消費カロリーの比率は低いかもしれませんが、定期的な運動は基礎代謝の維持・向上に繋がり、二郎の大量のカロリーを効率よく燃焼させる土台を作っています。
サウナ:二郎の相乗効果
- 頻度: ジムのサウナを利用することが多いですが、銭湯やサウナ施設も大好きです。
- 効果: サウナは、血行促進や疲労回復だけでなく、自律神経を整える効果があります。ストレスを軽減することで、食欲の暴走を防ぐ役割も果たしていると筆者は考えています。(参考:サウナと二郎の関係)
ラーメン二郎を食べても太らないための「4つのコツ」
筆者の実体験から、ラーメン二郎を楽しみながら太らないための具体的な行動指針を提案します。
①日々体重を測る(一番大事!)
これが最も重要です。「太っちゃった!」という現実を直視することが、ダイエットの最初の一歩です。常に体重を測り、増減を把握することで、摂取カロリーのセーブや翌日の運動量調整に繋げることができます。
②麺を減らす
ラーメン二郎は麺量がデフォルトで非常に多く、麺(糖質)は太る最大の要因です。
- 筆者の実践: 麺半分(小ラーメンの半量)でも多いと感じるくらいです。
- 初心者への提案: 女性であれば1/3など、思い切って麺量を減らすことが、カロリーと糖質をコントロールする上で非常に効果的です。
③「二郎かそれ以外か」の明確な線引き
「二郎も食べて、さらにスイーツも!」というようなカロリーの二重取りをすると、確実に太ります。二郎を食べた日は、それ以上の高カロリーな食事は避けるという明確な線引きが大切です。二郎は一日のご褒美であり、ハイカロリーな一食完結型の食事として捉えましょう。
④無理をしないこと
ダイエットに無理は禁物です。過度な食事制限はストレスを引き起こし、結果的に反動で暴食に繋がります。ラーメン二郎を「食べたいものを我慢しない」というストレス軽減ツールとして活用し、ゆっくりと長期的に体型を維持していくことが成功の鍵です。
注意事項
あくまで、この記事は筆者個人の感想と体験に基づいたものです。体質や運動量、基礎代謝には個人差があります。
世の中には、ラーメン二郎をはしごしたり、2杯同時に食べる人もいますが、それらの行為は特殊な訓練を受けている方々の行為であり、一般の方は気にせず、この記事で紹介した「太らないコツ」を無理なく取り入れてください。
コメント